新型コロナ第2波の象徴サムットサコーンの「野外病院」が本日閉鎖へ

これで全てが収束へと向かうのでしょうか。

新型コロナ第2波の発祥地サムットサコーンにある2つの野外病院は、感染拡大の状況が着実に改善しているため、約2か月の運用後、本日閉鎖となりました。

スラサック副知事、県保健局長のナレットリス博士、およびウイルスを制御するためのたゆまぬ努力に関与した民間および公共部門のすべての人々が、県のスポーツスタジアムに設置した野外病院を閉鎖するため、簡単な非公式の式典に出席しました。

この700床の病院は、12月中旬に新型コロナ第2波発生が始まった直後に建設されました。
このとき、ミャンマーの移民労働者の感染症の多くは無症状であり、他の労働者と同じ生活を送っていたことが明らかになりました。
既存の病院ではこれらすべての無症候性の症例に対応することができず、このような野外病院を設置する必要がありました。

タイの第2波が蔓延していた時の新型コロナ陽性者数は、日本の10分の1以下でしたが、それでも既に医療崩壊を起こしていたということになります。
タイ政府による早期の厳格な封じ込め策は、非常に的を得ているものであり、効果も覿面となっていますので、この点においては評価できるかと思います。
次は新型コロナに気をつけながら、経済の復興ですね。

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