仏教行事:マーカブチャー(万仏節)もオンラインの時代へ

2月26日は、マーカブチャー(万仏節)という仏教の式典を行う祝日でした。
一般的には、朝からお寺に多くの信者が集まりお祈りする日なのですが、なにやら今年は少し装いが違っているようです。

26日金曜日、タイ仏教において最も神聖な祝祭日の1つであるマーカブチャー(万仏節)を記念して開催される、毎年恒例の祈りとランタンの儀式には、ズームとビデオリンクを利用することにより、20万人以上の仏教信者が、式典に集まり出席することができました。

このマーカブチャー(万仏節)の祭典は、古代の仏典の言語での祈りから始まります。
そして聖なる仏舎利塔の中から、何百人ものサフラン色の法衣をまとった僧侶が詠唱を行い、ランタンを照らします。

通常マーカブチャー(万仏節)の日は、通常バンコク郊外のダマカヤ寺院で行い、数十万人もの信者を魅了します。

しかし今年は、新型コロナ第2波の規制のため、予防措置を取る必要がありました。
そこで寺院では、長さ280メートルのLEDスクリーンを用意しました。
このスクリーンと、オンラインシステムと信者が現売に集まらなくても、事実上出席することが可能となりました。

「新型コロナの状況により、今年はオンラインでの式典を開催します。
通常は、ここに出席してランタンを当てる信者は数十万人になります」と、寺院の広報部長語ります。

「現在のテクノロジーにより、Zoomを介して人々とつながることが可能になりました。熱心な信者は現場に行かずにオンラインで参加できるようになりました」

参加者は主にタイ人でしたが、他の国からの仏教信者も参加していました。

実際には1,000人の白い服を着た信者のみが、仮想参加者に代わって灯籠を灯すために寺院に出席しました。

いずれこのような時代になると予想してきたことが、新型コロナにより早まった感がありますね。
しかし、これは便利な時代になったと見るべきなのでしょうか。
何か大切なものを失って行っているような気がしてなりません。

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