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パトゥムターニー県で大規模クラスター発生中!原因は想定通り「サムットサコーン市場」
- 2021/2/17
- タイローカルニュース
2月17日。昨日、新規感染者数が2ケタとなり、ようやく第2波も収束へ向かっているのかと感じた方、本日の新型コロナ情報をご覧になり驚かれたかもしれません、また逆戻りかと。
しかし、今回の数値はこれまでのサムットサコーン内で感染が広がっていたケースと内容が異なっています。
175名(うち7名は空港検疫)中、実に82名がバンコク北部にある隣県パトゥムターニー県での新規症例となっています。
サムットサコーン県内では、73名ですから新規症例では瞬間的とは言え、本家を追い抜いてしまいました。
その原因は、クロスボンバーでかなり以前より何度も危険を忠告していた、サムットサコーンの市場からの感染持ち込みによる拡大でした。
パトゥムターニー県知事は、タンヤブリー地区を中心とする新型コロナクラスターの蔓延を食い止めるため、タンヤブリー地区の隣接する2つの生鮮市場の閉鎖をさらに9日間延長しました。
市場は12日金曜日の朝に閉鎖され、17日水曜日に再開される予定でしたが、
ポーンパットとスチャートの市場は2月25日まで閉鎖されることとなります。
延長閉鎖は、2つの市場の近くにある商業ビルも対象としています。
知事は、市場やその周辺に群衆が集まるのを禁止し、移民労働者の14日間の自宅検疫を命じ、地域へのアクセスを制限するなど命じました。
CCSAのスポークスマンタウィーシン博士によると、パトゥムターニーのケースでは、外国人労働者よりもタイ人間での感染率が高かったという事実が懸念を引き起こしました。
パトゥムターニーでのCovid-19の蔓延は、12月に第2波が始まったサムットサコーンから海鮮品などを仕入れた2つの地元の食品業者に起因していました。
以上が、タイ地元メディアが報じる内容となっています。
こうなることは火を見るに明らかであると思いますが、何故かこれまでもサムットサコーンエリア全域をロックダウンせずいたため、大規模とは言わずとも各地でそれを起因とした小規模感染は起きていました。
何か大きなベクトルが働いているのでしょうか。