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バンコクから100キロの街で、体長約4メートルにもなるシベリアトラが大脱走!
- 2021/2/6
- タイローカルニュース
バンコクの西100キロ、ラチャブリー県にある施設の檻から逃げ出したシベリアトラが逃げ出すという大捕り物がありました。
2月4日木曜日、ラチャブリーのカオソン野生生物繁殖ステーションで、オーラという名のシベリアトラ(10歳。メス)がケージから飛び出してしまいました。
ステーションチーフスタッフのパクプーンさんは翌2月5日に、2人の作業員がケージを閉めようとしたときに、オーラが隙間をぬぐって逃げ出したと語りました。
シベリアトラは世界最大の大型ネコ科の動物で、体長は最大3.9メートル、体重は最大300キロにまで成長します。
パクプーンさんによると、ステーションと地方自治体のスタッフは、逃げ出したトラが住宅地に侵入するのを防ぐために、トラの足跡をたどり捜索を開始しました。
すると、カオソン農場の近くで20時ごろオーラを見つけることができ、彼女をケージに戻すために麻酔ダーツで撃ったとのことです。
オーラは翌日の午前6時に目が覚め、現在獣医師の治療を受けていると言いました。
次のステップでは、トラの檻を改善し、安全性と作業手順に関するスタッフのトレーニングを実施していくとステーション側は言っています。
日本だとすぐに射殺されてしまいそうですが、タイはこういった部分は本当に優しいですね。
日本はこういったことが起こるとすぐに射殺し、猟友会を全面的に保護しようとする記事が掲載されますが、その点において全く納得のいく記事に巡り合えたことがありません。
そもそもなぜ日本で警察以外のもの(猟友会)が、銃を保有できるのかその理由に明確な裏付けなどないのです。
古き悪しき伝統がそのまま生かされているだけとしか思えません。