急増する電気自動車(EV)業界。タイは勝者を目指す

新型コロナ対策から5Gに至るまで、何か国が一丸となって変革が必要としている場合、日本よりもタイの方が動きが迅速であるように感じます。

タイ・エネルギー省は、タイの自動車産業は、電気自動車(EV)の成長傾向に迅速に適応しなければならないと警告しています。

同省の代替エネルギー開発効率局を率いるプラサート・シンサックプラサー氏は、タイのEV産業はバッテリーの製造を含め、2020年から2024年の間に急速に成長し、タイの自動車産業に大きな影響を与えるだろうと述べました。

東南アジアでは、メーカーが内燃式エンジン車からEVへの生産方法の適応が難しいとされているが、従来の車は2万〜3万程度の自動車パーツで構成されているのに対し、EVは2千〜3千しか使用していないとプラサート氏は説明する。

「生産者はEV市場に適応しなければなりません。バッテリーはEV生産の中核となります。そして、タイがEVバッテリー業界のリーダーになれば、私たちはEV業界の勝者になることができます」

政府はEVバッテリー生産者に、タイに生産工場と組立工場の両方を建設するインセンティブを提供するだろうと彼は付け加えました。

また、EVバッテリーの使用を促進することで需要を拡大することも目的としており、最初は政府の関連会社内で、次に一般向けに普及させたいと思っています。
世界のEVバッテリー市場が急速に拡大していることを指摘し、中国のバッテリー販売は2018年だけで175%増加したと述べました。

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