【タイ】大事故の影にご利益あり?!~ドライバー命に別状なし

7月31日。23時30分、ナコンラチャシーマー県で日産のピックアップトラック(登録番号1664)がサーンラックムアン(寺の支柱。鳥居のようなもの)に衝突する大事故を起こしたと連絡が入り、地元警察が現場へ急行しました。

当該のピックアップトラックは、サーンラックムアンの中に見事にすっぽりと入り込んでおり、サーンラックムアン自体も破壊されていました。救急隊員が車から負傷したドライバーを取り出し、病院へと搬送しました。ドライバーに命の別状はなさそうです。

現在判明しているのは、事故当時、大雨による停電が起きていました。写真のピックアップトラックが、ノンブアウォン-バンドンワン道路を走行、やがてサーンラックムアン(寺の支柱。鳥居のようなもの)の交差点を曲がる必要がありました。道路は停電中で、滑りやすい道路状況という悪路の中、トラックはコントロールを失い、サーンラックムアンへと激突することとなりました。

しかし、地元メディアは2年ほど前にサーンラックムアンでトラックが墜落したケースを報道しました。 しかし、今回ほどの大事故には至りませんでした。当局は、運転者の体内の薬物とアルコール検査など行い、原因を調査中とのことです。

もし柱の方に当たっていたら、ドライバーは衝突して社外に放り出され死亡事故に発展する可能性もあったかと思われる事故ですが、うまい具合にすっぽりと、正に菩薩様がトラックを包み込んで守ってくれたかのように入り込んでますね。何かそういった作用が働いたのではないと思えるような事故でした。
運転にはくれぐれもご注意ください。

photo by Khaosod

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る