タイ=カンボ国境紛争の係争地となったタームアントム遺跡、タイ軍が鉄条網施設で完全占拠。

7月29日午後7時、タイ・スリン県パノムドンラック郡のタームアントム遺跡周辺において、タイ軍が鉄条網による防御ライン設置が完了し、カンボジア軍による再侵入を防いでいます。

背景と経緯

・タイ・カンボジア国境付近では、7月24日朝から複数回の激しい戦闘が発生。
・特にタームアントム遺跡は地形的に優位な戦略拠点であり、カンボジア側が同地域の占拠を試みていた。
・過去には、カンボジア兵による挑発行為(歌の合唱や象徴的な活動)もあった。

最新の状況(7月29日時点)

・タイ軍は遺跡周辺を支配し、囲い込み完了。
・ここでの戦闘によりタイ兵に死者が出ていることも軍が発表。
・7月28日、タイ・カンボジア両政府が停戦に合意。
・本日、両国の前線指揮官レベルで非公式な協議が行われ、国境の緊張緩和に向けた対話が継続中。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る