命は平等ではない?! バンコク、ラマ2世事故で死亡したミャンマー人。補償額はいくらだった?

人の命は、残念ながら平等ではありません。
タイに住んでいると、つくづく痛感させられます。

バンコク・ラマ2世通りの道路工事現場で、ミャンマー国籍の男性労働者(39歳・氏名ソーさん)が深さ約3メートルの排水溝に転落し死亡するという事故が発生しました。

事故当時、工事現場の地盤が崩れ、労働者が排水溝に転落。
さらに崩れた土とコンクリートの板が上から覆いかぶさる形となり、救出活動が行われたものの、搬送先の病院で死亡が確認されました。

■ 労災補償の内容

社会保障局は、事実関係を確認後、以下のような補償を実施するよう指示しました。

・葬祭費用補助金:5万バーツ
・死亡補償給付:賃金の70%×10年間(遺族に支給)
・退職一時金(老後給付)とその利息

被災者はバンコク近郊・パトゥムターニー県にある企業に勤務しており、正式に労働保険に加入していたため、上記の補償が適用されるとのことです。
社会保障局は、すでに雇用主と連絡を取り、遺族への説明および支援を進めています。

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