タイ・タンヤブリー市長選で選挙不正疑惑。公用車動員・買収行為等の証拠で明らかに。

5月27日、タイ・パトゥムターニー県タンヤブリー郡プラチャティパット地区にある選挙管理委員会(選管)にて、反汚職団体「ルーク・パトゥム モデル」代表のチャナット氏が、選挙違反の証拠として写真・映像資料を提出しました。

これは、タンヤブリー町の市長および町議会議員選挙における不正行為の疑いを指摘するもので、以下のような内容が含まれます。

主な訴えの内容

①公用車を使って、有権者を投票所まで輸送した
②投票所前で有権者に現金を渡した(買収行為)
③元政治家が、投票所前で候補者の番号を手で示すなどの行為を行った
④選挙当日に、元市長が「奥さんと子どもは当選するか見てて」などと発言し、投票を誘導するような内容をテレビ・SNSで発信した

法的疑義と要望

チャナット氏は、以下の点についても選管に正式な見解を求めています。

選挙当日に元政治家が特定候補と関係し、候補者番号を手で示す行為や、投票所でインタビューを受けることは選挙法上許されるのか?

これが許されるなら、他の政治家・元政治家も追随し、不公平を招くのではないか?

また、こうした行為がタイ選挙法第70条に違反する可能性があるとも述べ、選管には「全国一律の明確な基準作り」を強く求めました。

このようなことは、氷山の一角どころか先端の先端です。
そのような手法によって選ばれたのが、今の議員たちです。

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