「もう我慢できない…」タイの田舎に住む少女(14歳)に何があったのか。

「もう我慢できない…」。
14歳の少女は、こう叔母に打ち明けたと言います。

少女は叔母に、虐待は13歳のときに始まったと話しました。
当時、彼女の継父は酔っていて、彼女の母親は外出していました。

継父は少女をつかみ、寝室でレイプしてきました。
彼は少女に、もし誰かに言ったら母親を殺すだろうと脅迫しました。

彼は実際に少女への脅しともとれるように、彼女の母親の髪をつかみ、顔を殴るなど暴力を振るうようになりました。

彼は習慣的に母親に飲み物を飲ませて眠らせ、少女への虐待を継続して行っていました。

少女は学校に通っていましたが、お腹が目立つようになりました。
そう、彼女は既に妊娠5カ月となっていたのです。

「もう我慢できない」。
と感じたのはこの時でした。

最初の事件が起こった約1年後、14歳になった少女は10キロ離れた60歳の叔母のところへ行き、何が起こっているのかを伝えました。

その後、継父は15歳未満の子供のレイプ容疑で逮捕となりました。

人は見た目で…とは言いますが、こんな粗暴な顔立ちの男に虐待を受け続けていたなんて、さぞ恐ろしかったことでしょう。

タイの地法ではコミュニティの力が強すぎて、こういった力の弱いものを力でねじ伏せるような事件が多発する傾向にあります。
事件化していない物(村の長がもみ消す)を含めると相当数あり、今も助けの声出せずに我慢を強いられている子供がいるものと思われます。

何とか救い出せる方法はないものでしょうか。

 

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