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本当にあった?!「どこでもドア」タイ人男性、ミャンマーから1,800万バーツの現金を不正持ち込みし逮捕。
- 2025/5/27
- 事件(タイローカル)

「どこでもドア」と言えば、ドラえもんの秘密道具の代表的存在。
ドアを開ければ、好きなとこまで一瞬にしていくことができる未来の便利グッズです。
その「どこでもドア」をつかって、タイとミャンマーを行き来していた男が逮捕されました。
一体どうゆうことなのでしょうか。
タイ西部のサンクラブリー地区で、警察は25歳のタイ人男性を、ミャンマーからタイへ約1,800万バーツもの現金を不正に持ち込んだ疑いで逮捕しました。
この容疑者は、地元で「ドラえもんドア」と呼ばれている、表玄関がタイ側にあり、裏口が直接ミャンマーに通じている家を繰り返し利用していたことを認めています。
逮捕の経緯
逮捕は2025年5月26日、警備を強化していた地元の特殊部隊の協力のもとで行われました。
容疑者タナワットが、サンクラブリー中心部へ向かう途中で車両を検問され、車内から2つの布袋に詰められた現金、合計17,994,000バーツが発見されることとなります。
「ドラえもんドア」と密輸ルート
タナワットは、事情聴取でタイとミャンマー間の輸出入業を営んでいると供述しています。
ミャンマーでの販売代金を倉庫に保管し、その後、タイの銀行に投資目的で預けるために現金を密かに持ち込んでいたと説明しました。
現金を運ぶ際には、カセートパーニット・ソイ9にある家を経由して行われました。
この家は正面がタイ、裏口がミャンマーの道路に面しており、地域住民の間で「ドラえもんドア」と呼ばれています。
彼はこのルートを何度も使用し、1回につき500バーツで管理人に通行料を支払っていたと語っています。
法的措置と今後の調査
タナワットは、関税法違反(正規の手続きを経ずに金銭を持ち込んだ罪)で起訴されました。
この違反は、最長10年の懲役、または持ち込んだ品の4倍の罰金と関税が科される可能性があります。
現在、当局はこの家の所有者にも事情聴取を行い、密輸に関与していたかどうか調査を進めています。