Snow Man 向井康二主演「Dating Game」で共演のオー、ろうあ者の両親の下、手話を習得した過去を語る。

「Snow Man」の向井康二が、全編タイ語で挑戦する新感覚ボーイズラブ・ロマンスコメディードラマ「Dating Game(仮題)」。
 
同ドラマで共演するOkata=Supitchaya Na Songkla(オカタ=スピチャヤ・ナ・ソンクラ)
ドラマの祈願式&記者会見の日も、集まったファンの子たちに手製のお土産を配ったりする姿に、「なんて気配りがすごいのだろう」と感心したものですが、こんなバックボーンがあったようです。
タイメディアが深堀りしていましたので、ご紹介しましょう。
 
 
 
タイ・ソンクラー県出身のオー・スピチャヤさん(タイではオーちゃんと呼ばれています)は、聴覚障がいのある両親のもとで育った、いわゆるCODA(Children of Deaf Adults)でした。
自身は聴者ながら、自然と手話を母語の一つとして使って生活してきました。
 
「話し方は祖父母から学びました。手話はお父さんとお母さんから教わりました。両方を同時に学んできた感じです」

外から見ると「普通とは違う」と思われがちですが、オーさん自身は「それが普通」だと語ります。

「お父さんお母さんが聴こえないからって不幸だとは思ったことがありません。
愛情いっぱいに育ててくれたし、何も劣っていませんでした」

子ども時代の苦い思い出も、乗り越えて今がある

小学校3年生の頃、ある友達から両親が聴覚障がい者であることをからかわれたこともあったそうです。

「当時カラバオの有名な歌を、友達が「いじめ用の替え歌」にして歌ってきて…、最初は意味がわからなかったけど、他の友達が先生に知らせてくれて、その子は叱られていました」

その出来事が「心の傷になったことはなかった」と語るオーさん。
その後は、手話がかっこいいと興味を持つ友達が増えたそうです。

YouTubeチャンネル「Okata」で手話と音楽をつなぐ架け橋に

オーさんは手話で音楽を翻訳し、表現するYouTubeチャンネル「Okatach」を運営しています。

「聴覚障がいの方は、曲の意味や感情がわからないことが多いので、手話でその歌詞の意味、楽しさや悲しさを伝えたいと思いました」

歌のジャンルによって表情や動きを変え、手話で「踊るように伝える」スタイルが話題に。
手話に興味のある視聴者にも人気です。

ドラマでも大活躍!手話通訳者&アクティングコーチとして出演

これまで彼女は、以下のようなタイの人気ドラマで手話通訳や出演者として活躍してきました。

『Finding the Rainbow』
『My Bubble Tea』
『ล้วง เล่ห์ ร้าย(陰謀シリーズ)』
映画『Duo Man』
『พระจันทร์มันไก่』では手話のアクティングコーチとして俳優を指導

登場人物の会話に応じて顔の角度や視線を変えるなど、細かい演出に対応する技術も評価されています。
「Dating Game(仮題)」をご覧いただく際に、彼女のこんなバックボーンを知っておくと、さらにドラマを深く楽しむことができるかもしれませんね。

youtube「Okatach」:https://www.youtube.com/@okatach4857

 

Snow Man 向井康二、タイで「ゴイゴイスー!」タイ主演ドラマ『Dating Game(仮)』祈願式&記者会見!

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