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パタヤでタイ人女性たちの仁義なき戦い勃発! ウォーキングst.で外国人客の取り合いバトルロワイヤル。
- 2025/5/15
- 事件(タイローカル)

パタヤで、2つのタイ人女性グループが殴り合う様子が撮影された動画がSNS上で拡散され、市内のナイトライフ産業における外国人客獲得のための仁義なき戦いが明らかとされました。
この42秒の映像には、ウォーキングストリートで対立する2グループ・計6人のタイ人女性が打突アリのケンカファイトが繰り広げられる様子が映っており、付近の外国人観光客に混乱と不安を与えました。
最終的には近くの娯楽施設の警備員が仲裁に入り、騒動は収まったと伝えられています。
事件は5月14日午前5時ごろに発生。
パタヤ市警察署の巡回警官が現場に急行し、双方の関係者を署に連行、その後事情聴取が行われました。
■ 原因と背景
事情聴取によりますと、この乱闘は客の奪い合いに起因しており、さらに飲酒が争いを激化させたと見られています。話し合いによる解決が困難と判断され、当局は身体検査と法的手続きを進めるとしています。
■ パタヤの性産業の現実
このような事件は珍しいものではなく、表向きには存在しないことになっているパタヤの性産業(売春)の実態を浮き彫りにしています。
女性や様々な性自認を持つ人々によるサービスは広く提供されていますが、時折「パタヤのイメージ保護」の名目で取り締まりが行われるため、地元では皮肉交じりに「パタヤに売春婦はいない」という言葉もあるほどです。
■ 性労働者の法的保護を求める声
パタヤの性労働者たちは民間団体と共に、2003年から法的保護や福祉制度の導入を求めて活動しています。
最近のタイの同性婚法可決により、社会が現実を受け入れつつある流れの中で、これらの運動も再び注目を集めています。
■ 歴史的背景と現状
パタヤの性産業は、ベトナム戦争中に米軍がタイに軍事基地を設けたことをきっかけに発展しました。
今日に至るまでその存在(売春婦)は広く知られているものの、法的には依然として違法かつ未承認であり、労働者は社会保障がない状態で、経済的・社会的な不安定さに直面しています。
とは言え、そんなことを認めては社会崩壊を招きかねません。
子供が将来なりたい職業を聞かれて、「売春婦になりたい」と答えてしまうような社会がまともな社会といえるでしょうか。
政府が売春婦にならなくてもよいように、観光客に頼りっきりの政策ではなく、きちんと産業を興し仕事を斡旋すべきなのです。