プーケットのナイトクラブ前で外国人観光客が乱闘。フランス人男性が重傷。容疑者逃走中。

5月11日午前4時頃、タイ南部プーケット県タラーン地区にあるナイトクラブ前で、外国人観光客同士による激しい乱闘が発生し、フランス国籍の男性ヌーベルさん(Mr. Nubel)が複数回刺され、重傷を負いました。

犯行に関与したとされるイギリス人容疑者は事件後すぐにタイを出国し、もう1人の中東系容疑者は現在もタイ国内に潜伏していると見られ、警察が行方を追っています。

ヌーベル氏は左腰と背中に3か所の刺し傷を負い、現在も病院で治療を受けています。
事件当時は、チューンタレー地区行政機構の救急隊員が応急処置を施し、その後タラーン病院に搬送されました。

事件が報道されたのは、発生から2日後のことで、監視カメラ(CCTV)の映像には、事件当日ナイトクラブ店内で口論となった様子や、その後外に出てから刺された瞬間が映っていました。

警察の捜査によりますと、ヌーベル氏と加害者らはナイトクラブ内で取っ組み合いをした後、外に出て英語を話す4人の外国人男性に襲撃されたとのことです。
そのうちの1人がナイフを取り出して被害者を刺し、容疑者全員はグレーのマツダ2に乗って逃走しました。

現場からは黒のiPhoneが押収され、SIMカードを調べた結果、所有者はイギリス国籍のエミリオ(Mr. Emilio)のものであると判明します。
目撃者の証言と顔が一致し、入国管理記録の調べでは、5月11日午後6時49分にタイを出国してしまっていました。

地元警察は現在も、逃走中の中東出身容疑者の特定と逮捕に向けて捜査を続けています。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る