寅年に絶滅危惧種のトラを食べてしまった罰当たりを逮捕!その言い訳がスゴイ。

寅年が始まった早々に、絶命危惧種であるインドシナトラを密漁して食べてしまったという罰当たりが逮捕となりました。

今年は寅年ですよ!トラの肉をたべ毛皮を剥いだハンターらを取り逃がす失態。カンチャナブリー国立公園

犯行現場から逃走した4人の野生生物の密猟者が、1月13日警察に出頭しました。

密猟者は、その朝の午前10時頃にカンチャナブリー県トーンパプーム国立公園のパークレンジャーパトロールによって発見されました。

パトロールは、タイとミャンマーの国境から近く、トーンパプームのピロックの川の近くから立ち込める黒い煙に遭遇しました。
その場所に行くと、5人の容疑者らが虎の肉のようなものを焼いているのが見つけました。

当局は後に、容疑者のうちの4人が少なくとも2頭の絶滅危惧種のトラの殺害に関与していることを発見しました。

パトロールを見た容疑者らは現場から逃走し、2頭のトラの肉と毛皮を現場に残して行きました。
当局はまた、現場で4つの武器を発見しました。
さらに、トラを誘い出すための餌として使われたと思われる牛の死骸が、竹の木に縛られているのが発見されました。

4人の容疑者は、13日地元の政治家の助けを借りて警察に降伏しました

容疑者らは、野生のトラに村人の飼い牛約20頭を殺されたと語っており、防犯ボランティアからショットガンを借り、牛の死骸を使ってトラを殺そうとしたと自供していると言います。

それでは、ご丁寧に毛皮と剥いでさも売りに出さんとしていたのは何故でしょうか。
飼い牛が本当にそのような目にあっていたのなら、20頭も殺される前に何故対策を講じなかったのでしょうか。
しかも、それ自体が絶滅危惧種を殺す理由には全く当てはまりません。
タイ人の言い訳に付き合っていると、いつまでも真実は見えてきません。
冷静に法に照らして、罰するのが一番です。
それが近代法治国家の常ですから。

※のちに公園当局は、容疑者が主張したように、牛がトラに殺されているという地元住民からの苦情は受けていないと彼は述べています。

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