ミャンマー中国人犯罪集団に拉致された被害者61名が、タイに引き渡し。日本人は?

ミャンマーの国境警備隊(BGF)は、ミャンマー・ミャワディのシュエコッコで、中国系犯罪集団に騙されて働かされていた外国人61人をタイ当局に引き渡しました。

プムタム副首相は、2月6日にタイ・ミャンマー友好橋2号橋(ターク県メーソット)で彼らを迎えました。
その後、タイの入国管理局が人身売買の被害者であるか、犯罪ネットワークとの関係があるかを調査しています。

●被害者の国籍

中国:39人
カザフスタン:1人
インドネシア:5人
エチオピア:1人
パキスタン:1人
マレーシア:1人
インド:13人

●電力供給停止の影響

タイ政府は最近、ミャンマー国境地帯への電力供給停止や、燃料の輸送禁止、タイの通信ネットワークを利用したインターネットサービスの制限などの対策を実施しました。

プムタム副首相は、「電力供給を止めたばかりなので、現時点での影響を判断するのは早いが、詐欺コールセンターが減少するか、犯罪組織が機能不全に陥るかを今後監視していく」と述べました。

「経済的な影響はあると理解しているが、この決定は軽率に下されたものではなく、タイ・ミャンマー、タイ・中国の外交関係や人道的観点も考慮した上で行った」と強調しました。

●ラオスの電力供給について

ミャンマーがラオスから電力を購入する動きについて、プムタム副首相は「ラオスには売電の権利があり、タイにはそれを阻止する権限はない」と説明しています。
「ラオス政府もこの問題の解決に協力する姿勢を示しており、国境封鎖を含めた対策も検討している。しかし、具体的な行動についてはまだ決定に至っていない」と述べています。

 

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