タイ北部国境地帯を占領中「ワ州連合軍」声明発表。平和を追求し続けると強調。存在自体が緊張を生む。

12月8日、タイ北部メーホンソーン県パーイ郡の国境地帯でタイ軍とワ州連合軍(UWSA)の間に緊張があるとの報道を受け、ワ州連合軍はタイ語と中国語で記された3つの声明を発表しました。
この声明で、タイとワ州連合軍(UWSA)の間に緊張があるという主張は「根拠のない噂」であり、両国間の衝突や戦争は存在しないと否定しました。

声明の主な内容

噂の否定
最近、一部メディアが「タイ軍がワ州連合軍を攻撃する計画がある」と報じたことについて、ワ州連合軍はこれを「無責任な報道であり、無用な対立を引き起こすだけ」と非難。
ワ州連合軍はタイ軍と敵対する意図や戦争を仕掛ける意図は一切ないと断言しました。

平和への意志
現代社会において平和は普遍的な目標であり、ワ州連合軍は平和を追求し続ける姿勢を強調しました。
デマを流し、対立を煽る意図的な行為を強く非難し、市民やネットユーザーに対し、こうした噂を信じたり拡散したりしないよう呼びかけています。

背景と影響
一部報道では、タイ軍がワ州連合軍に対し、タイ領内からの即時撤退を求めているとされていましたが、この件についても明確な証拠は示されていません。
ワ州連合軍の声明自体は、地域の安定と平和を重視する姿勢を国際社会に示す意図があるとみられます。

意図的でないにしても、誤って発砲した銃弾が敵兵士や民間人に命中し、それがきっかけに戦争や紛争、銃撃事件が起きたケースなど、これまでの歴史を見ればいくらでも見つかるはずです。
不穏な占領行為を続けていること自体が、相手側に緊張状態を生むことを全く考慮していませんね。

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