- Home
- 事件(タイローカル)
- タイ政府は連日「今日解放」。実態は何の進捗もなし。ミャンマー軍、タイ人漁船31名拉致事件。
タイ政府は連日「今日解放」。実態は何の進捗もなし。ミャンマー軍、タイ人漁船31名拉致事件。
- 2024/12/7
- 事件(タイローカル)
タイ政府は、先週日曜日から「今日解放、今日解放」とオウム返しを繰り返していますが、実際は一向に解放の目途がたっていませんでした。
12月7日、タイの漁船乗組員4名がミャンマー当局によりソーン島で拘束されている件について進展が報告されました。
事件は11月30日、ミャンマーの監視船がタイの漁船を銃撃し、タイ人とミャンマー人乗組員計31名を拘束したことに始まります。
拘束されたタイ人4名の氏名は以下の通りです。
スナンさん(68歳、船長)
ソンポンさん(61歳、機関士)
ターウォーンさん(64歳、機関士)
ウィロートさん(69歳、乗組員)
現在、タイ人4名とミャンマー人27名の乗組員は、ミャンマー・ソーン島の入国管理局に引き渡され、ミャンマー人乗組員27名はソーン島の刑務所に収監されているとのことです。
ミャンマー側は「上層部から解放の命令が下されておらず、引き続き調査と審理が必要」と主張しています。
過去2020年から2023年にかけて同様の事件が3件発生しており、いずれも約1カ月間拘束され、罰金(タイバーツで5,000バーツ)が科された後、船は後日返還されたという事例があります。
一方で、27名のミャンマー人乗組員が不法入国と確認された場合、解放される見込みはないとされています。
要するにタイ政府は役に立っていない、もしくは何もしていないということですね。
いつもすぐに「やるやる」と言いますが、口だけで人々が忘れ去ることを待っているようにしか思えません。
できないのなら、できないと言った方がまだ好感が持てるのに、どうしてウソをつくのでしょうか。
タイの現政権は、全くもって信用にするに値しません。