【タイ】罰金のかたに牡蠣やカニを。そして、その時警官は…

2020年6月9日。

6月2日、海鮮食材などを売って生業を立てているSさんは、この日もトラン省からエビ、カニ、貝などを購入しパッタルンの自宅へ戻ろうとしていました。しかし、夜間外出禁止の時間を過ぎていたため、警察から捜査のため呼び止められました。パッタルン警察署に到着し、捜査したところ他にも書類の不備などいくつかの違反が見つかりました。その罰金の合計は80,000バーツとなっていましたが、話し合いの結果40,000バーツまで減額することになりました。

それでもそのようなお金を持ち合わせていないSさんに対し、最終的には10,000バーツの請求となりました。Sさんは、夫の親戚などから5700バーツを借りましたが、ATMカードがないので現金を下ろせないと言うと、警官はインターネットバンクでの送金を要求してきました。それでも、10,000バーツには足りません。そこで、車内のカニ、貝、エビを現金の代わりに渡すこと4300バーツを補填することになりました。その時Sさんはあることに驚き、怒りを覚えました。なぜなら、その警察官は取り調べの間中、酒を飲み、Sさんが苦労しいて仕入れた牡蠣などを既にほおばっていたからです。そしてその後、恐怖を感じることになります。その警察官から電話があり、本日の出来事を絶対に誰にも口外しないようにと脅されたからです。

現在パッタルン警察は地元メディアから情報提供を受け、県警察​​に報告、事の真偽を調査中とのことだ。Sさんは、警察官が恐ろしいのと、この事件の反響がすごすぎて、もうこのパッタルンには住めないとまで言っている。

以上、タイ地元メディア:Khaosod ONLINEが報じたニュースでした。(本編Khaosodには、インタビュー動画もあります)

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