タイは何故深夜に火災多発? サムットサコーンの扇風機工場で大火災、2棟が全焼で損害額5000万バーツ超!

11月22日午前1時頃、タイのサムットサコーン県ナーディ地区で、有名扇風機ブランド「T.K.T」を生産する2つの工場で大規模な火災が発生しました。
両工場は同一敷地内にあり、同じ経営者が運営しています。

地元の防災チームが消防車を派遣しますが、火勢が非常に激しく、近隣の地域からも20台近い消防車と支援車両が急行する事態となりました。
炎は工場前方から後方まで広がり、ほぼ全焼。
さらに、製品輸送用トラック3台やオフィスも甚大な被害を受けました。

経営者のコムサンさん(70歳)によりますと、火災発生は午前1時頃で、従業員は0時30分に退勤済み。
警備員が1人だけ工場前に残っていました。
その際、警備員が警備所後方から爆発音に似た音を聞き、確認すると電線のショートが原因で火花が飛び散り、そこから火災が発生していたとのことです。

消火器で消火を試みましたが手に負えず、消防に通報しました。

火元はプラスチック材料の倉庫で、可燃性の高いプラスチックが燃料となり炎が急激に拡大してしまいました。

被害額は5000万バーツを超え、最大で1億バーツに達する可能性があります。
工場は約4ライ(約6400㎡)の敷地で、30年近く経営してきた家族経営の企業でした。
経営者は「火災保険には加入しているが、この損失は到底埋め合わせられないだろう」と述べています。

タイは、深夜の火災が非常に多いですね。

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