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少女に何があったのか? ナコンラチャシーマー県の学校で転落した中3少女、搬送先の病院で死亡。
- 2024/11/19
- 事件(タイローカル)
タイ・ナコンラチャシーマー県の中学3年生の女子生徒(15歳)が、11月12日に学校の8階から転落して重傷を負い、搬送先の病院で死亡しました。
11月17日、家族や友人、教育関係者らが参列する中、葬儀が行われ、優秀で明るい生徒の死を悼む悲しみに包まれました。
少女は幼い頃から英語特別プログラム(EP)で学び、常に優秀な成績(GPA 3.90)を収める努力家でした。
少女は家族の末っ子で、父親はタイ国家放送通信委員会(NBTC)の上級エンジニア、母親は地方自治体議員でした。
明るく、ユーモアのある性格で、友人を笑わせるのが好きだったAさんは、「チャレンジ精神が必要で、報酬も魅力的」という理由から、アメリカ航空宇宙局(NASA)で働くことを夢見ていました。
事故現場は、2022年にも別の女子生徒が死亡した場所からわずか5メートルしか離れていませんでした。
同様の事故が繰り返されたことを受け、学校運営委員会は防護設備の設置を急ぐ方針を表明しています。
心理カウンセラーを動員して生徒の心のケアを強化し、家庭と学校が連携して異変を早期に察知できる仕組みの重要性を強調しました。
さらに、高層校舎を持つ他校とも協力して再発防止策を講じる予定です。
「教師が生徒と過ごす時間よりも家庭での時間が長いことを考慮し、家庭でも注意を払ってほしい」との呼びかけも行われています。
逆に学校は親に、学校で何が起きているか、包み隠さず伝えるべきでしょう。
親は、学校での行動を知るすべがありません。