(かつて)地方の生命線true「チャージ機」サービス終了のお知らせ。残高利用は11月30日まで。

昭和から平成、令和にかけて生き抜いてきた(大袈裟ですが)者にとって、子供の頃にあったはずのものがいつの間にかなくなっているというものがいくつかあります。

タイでも特にスマートフォンの普及にかけて、人々の生活スタイルが大きく変化したと言えます。

数十年前のバンコクは、スクンビット通りをゾウが普通に練り歩き、行商をする姿すらみられました。
歩道には歩行者が歩けなくなるほど屋台がひしめき合い、現在日本人駐在員が住む高級ベッドタウン・トンロー駅前も空き地になっていて、オープンタイプのムーカタ屋があるような状態でした。

街の発展とともに、そのような過去は全て消え去っていきました。

そしてまたここに、時代の彼方へと去り行くものが一つ増えることになります。

11月18日、携帯電話の「トゥルーチャージマシン」のサービス終了が、発表されました。
発表では、「2024年12月1日をもって、全てのサービスを終了する」という内容が記載されています。

サービス終了のお知らせ

「トゥルームーブHユニバーサルコミュニケーション株式会社」よりお知らせ。
『チャージ機』の全てのサービスを、2024年12月1日より終了いたします。
これまでご愛顧いただきありがとうございました。

現在システム内に残高があるお客様は、2024年11月30日までに残高を使い切って頂くようお願い申し上げます。

このサービス終了により、タイ国内の多くのコンビニ前に設置されていた「チャージ機」が姿を消すこととなります。
同社はこれまでの利用者に感謝を述べるとともに、残高の処理についての注意喚起を行っています。

デパートや大型ス―パーなどが近くにないタイの地方では、個人経営のコンビニ(雑貨店)やクィッティアオ屋の横にぽつんと設置されたこのチャージャーが、地元民の生命線でもありました。

今は公衆電話も全くみかけなくなりましたが、携帯を紛失した時など非常時にはあった方が便利なものも中にはあるような気がしますが、これも時代の流れでしょうか。

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