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大量覚醒剤の密輸容疑で逮捕のマレーシア人歌手に対し、タイ当局がイスラム教徒の権利尊重をアピール。
- 2024/11/18
- 事件(タイローカル)
「Eda Ezrin」の名で広く知られているマレーシアのポップ歌手である28歳のWan Norsahidah Azlin binti Wan Ismailと、他5人が、11月4日に覚醒剤6,060錠を国境を越えて密輸しようとした容疑でタイのナラティワート刑務所に収監されています。
他の容疑者は以下の5名です。
- Mohamad Alif bin Deraman(32歳)
- Mohamad Affendi bin Ahmad(34歳)
- Nur Aida binti Mamat(32歳)
- Eridieka bin Mohd Noor(31歳)
- Zuhaira Nasrin(25歳)
容疑者たちは、覚醒剤を所持し販売・消費する目的があったとして起訴されています。
また、EridiekaとZuhairaの2名については、入国スタンプが押されていないパスポートでの不法入国の容疑も追加されています。
タイ矯正局はFacebookに声明を投稿し、彼ら週に対し、イスラム教徒の権利、義務、慣習を十分に尊重していると述べました。
- 対応内容:
- ハラール食品の提供
- 礼拝の支援
- ラマダン中の夜間の食事提供
- イスラムの教義学習の奨励
さらに、外国人受刑者が家族や信頼できる友人、大使館・領事館の代表者と面会・連絡できるように支援していることも強調しています。
私は無神論者ですが、信仰はそれぞれの権利だとは思っています。
ただ刑務所の中でも主張できるとなると、これはどこまで許容されるものなのでしょうか。
新興宗教の教義(到底理解しがたいものまで)まで許容されるものなのでしょうか。
もしくは、イスラム教だけが特別視されているのでしょうか、さらにこの人が有名な歌手だったからでしょうか。
タクシンの件もそうですが、この国の法律はあまりにも不平等を感じてなりません。