世界にも拡散されたタイ警察の「闇」。容疑者のナコーンサワン警察署長逮捕! 容疑者が語る言い訳とは?

タイだけではなく世界中に拡散してしまった、ナコーンサワンの警察署長が賄賂を断った麻薬ディーラーを窒息しさせた事件ですが、犯人逮捕です。

全国に指名手配中となっていたティティサン容疑者こと別名「ジョー・フェラーリ」は、26日木曜日の夜にチョンブリー県の警察署に投降しました。

同日21時、当初警察署長のスワット・ジャーンヨードスックが説明会を開く予定でした。
午後21時45分頃、彼は事件の概要を説明し、犯人である不正行為者を警察で保護しないことを保証しました。
それから彼は、記者の質問を受け入れるためにティティサン容疑者へ電話をかけました。

ティティサン容疑者は、尋問中に24歳の麻薬容疑者であるジーラポーンに拷問したことを認めたが、その動機は彼から金をゆすり取ることではないと主張しています。
ジーラポーンの携帯電話で、約1キログラムの覚醒剤と2万個のスピード(麻薬)の写真を見て、彼はそれが大きな事件だと思い、彼からさらに多くの情報を引き出すためあのようなことをしたと彼は主張しています。
「私は麻薬ビジネスを破壊し、ナコーンサワンの人々の安全を担保するために情報を入手するつもりでした。私はミスを犯した。私の部下は私の命令に従ったばかりに…。私が単独で責任を負います」と彼は言います。

39歳の元警官は、容疑者にこのような拷問をおこなったのは初めてだと主張し、汚職に関与したことを否定しています。

容疑者の頭を覆うために6個もの袋を使った理由について、彼はジーラポーンの顔を見せないようにしたが、容疑者はそれらを取り除こうとし続けたため、手を結ぶことを余儀なくされたと主張します。

ジーラポーンが意識を失った後、ティティサンは、彼の妻が通常大量のメタンフェタミンを服用し、睡眠不足に苦しんでいると言ったので、容疑者は(薬物)ショックを受けていると思ったと述べます。

彼のチームは脈拍が衰弱するジーラポンを蘇生させようとし、彼を病院に連れて行きました。

なぜ部下に防犯カメラの映像を消去するように命じたのかと尋ねられたティティサンは、ジーラポーンの状態にショックを受け狼狽したからだと述べました。

これまでのタイ警察なら「じゃしょうがないね」で終わりでしたが、さあ今回はどうでしょうか。

【映像あり】タイネット界隈騒然。タイ警察の「闇」が表ざたに! 賄賂を拒む麻薬業者を警察が拷問死に

 

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