補償がなければ暴動発生?! タイの船井電機工場、11月14日で閉鎖に。補償を求め工員800人集結!

突如として経営破綻した船井電機のニュースは、海外にも響き渡りました。
一方、10月初旬に会長に就任した元環境相の原田義昭氏が、東京地裁の破産手続きの開始決定に対し、取り消しを求める即時抗告を申し立てたというニュースが昨日報じられていました。
原田氏は事業再生が可能だと主張していると言います。

ただ、タイではすでに工場閉鎖の動きが粛々と進められているようです。

11月12日、タイのナコンラチャシーマー県パークチョン郡の「Funai (Thailand) 」に勤務する従業員800人以上が、会社が11月14日付で閉鎖されるとの通知を受けて工場前に集結しました。

親会社である船井電機が破産申請を行ったため、従業員たちは13日に最後の給料が支払われることになっていますが、補償金を受け取れないのではないかと不安を抱いています。

この突然の閉鎖と支払い通知により、従業員たちは法定の補償金が支払われないのではないかと懸念し、集団で抗議のために工場前に集まったというわけです。

パークチョン警察は、現場の安全確保のため警察官を配置する事態に発展しています。
11月13日にはナコンラチャシーマー県の労働局と社会保険局の職員が工場を訪れ、従業員に対し会社閉鎖に伴う詳細な説明を行う予定とのことです。

多くの従業員らは、補償が行われなければ13日には大混乱が生じる可能性があるだろうと述べています。

中国企業のように、最後けつまくるようなことだけは「日本の恥」ですので、やめて頂きたいです。

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