当日の様子

　オープン当日のセレモニーには、F&LC 副社長執行役員 海外法人・海外事業本部管掌の加藤 広慎、現地法人であるSushiro Korea, Inc. の社長 田中 俊作、副社長 松尾 一成らが出席しました。松尾は、「いよいよ明洞での新店オープンに至りました。明洞にお越しの皆さまに、すしの品質はもちろんのこと、愛される店づくりをお約束します」と、決意を述べました。

　店舗はオープン後1時間ほどで満席となり、その後も多くのお客さまでにぎわいました。海外からの観光客も多く、様々な言語を駆使して営業を行いました。店舗をご利用のお客さまからは、スシローのすしの“うまさ”や接客、デジローの利便性や楽しさに対する評価をはじめ、「日本に旅行をした時のように楽しい」「韓国にスシローが増えると嬉しい」といった喜びの声が寄せられました。

左：「スシロー明洞聖堂店」外観、右：オープンを待つお客さまの列

明洞への出店経緯と店舗の特徴

　2011年、スシローは海外1号店として韓国に初出店をしました。以降、ソウル、釜山、仁川等へ出店を拡大し、各地域のお客さまの評価を得てきました。そして今回、満を持して、首都・ソウルの中心地である明洞へ出店しました。明洞は、ソウルきっての繁華街といわれ、若者や観光客が多く訪れるほか、現代的なトレンドや新しいカルチャーを積極的に取り入れる場所です。スシローのすしの品質はもちろん、効率を追求した先進的な店舗運営も受け入れられると捉え、出店を決めました。

　明洞聖堂店の特徴として、日本のスシローの最新モデルであり、新型のデジタルビジョンと回転レーンを融合させた「デジロー（デジタル スシロービジョン）」を、海外では中国大陸に次いで2エリア目、韓国では初めて導入しました。2023年9月、スシローが日本で創業40周年の期を迎えるにあたり、“回転すしの楽しさ”をデジタルで再現した、“一歩先の回転寿司”を提案する取り組みです。デジローのもつ革新性やエンターテインメント性が、新しいものに敏感な明洞のお客さまに受け入れられることを確信し、導入に至りました（9月30日時点のデジロー導入店舗数：日本19、中国大陸3、韓国1）。

　ソウルの中心地である明洞にて、最新モデルの導入を通じて、お客さまにスシローの新たな体験価値をご提案し、韓国でのさらなる成長・拡大に向けて努めてまいります 。

加速するF&LCの海外展開

　F&LCの海外展開は2011年にスタートし、現在7エリア（韓国、台湾、香港、シンガポール、タイ、中国大陸、インドネシア） に回転すし「スシロー」を、2エリア（香港、米国）に大衆寿司居酒屋「杉玉」業態を展開しています。店舗数は、2020年9月期末38店舗、2023年9月期末135店舗、2024年9月期末182店舗と順調に拡大しています。スシローの出店にあたっては、日本のスシローで磨き上げた“うまいすし”をそのままの形で現地のお客さまにお届けすることを大切にしており、「直営」にこだわった店舗運営、メニュー構成、価格設定、店内調理、テクノロジーの活用、衛生管理、人財育成を行っています。

　「FY24-26 中期経営計画」においては、海外展開の強化を重点課題の一つと捉えており、日本で磨き上げたブランドで世界に喜びを広めることに注力しています。

■店舗概要

店 舗 名：スシロー明洞聖堂店

所 在 地：58 Myeongdong-gil, Jung-gu, Seoul

オープン：2024年9月30日（月）11:00（ソウル時間）

営業時間：1F 11:00～22:00、2F 12:00～20:30（ソウル時間）

座 席 数：216席（1F 80席：テーブル4名席✕9、6名席✕4、カウンター20席。2F 136席：テーブル4名席✕8、6名席✕16、カウンター8席）

メ ニ ュ ー：約130種類以上（すし約100種類、サイドメニュー約10種類、デザート約4種類、ドリンク約20種類）

公式サイト：https://sushiro.co.kr/

左：これまでにない店舗体験が楽しめる「デジロー」、右：店内の様子。カウンター席にもデジローを導入している

※本文中の役職は、2024年10月時点のものです。