タイの3つの製品が児童使役の疑いで、米国ブラックリストに掲載。魚粉やペットフードなど。

タイ労働大臣のピパット氏は、アメリカ政府が児童労働を使用しているとされる3つの製品をブラックリストから削除するため、関係する民間機関と協力するよう指示したと、労働省スポークスマンが発表しました。

2024年のアメリカ労働省の報告書で、魚を原料とする魚粉、ペットフード、魚油の3つの製品が児童を使役しているとの疑いでブラックリストに載せられたことを受け、ピパット氏がこの指示を出したと報告しています。

ピパット氏は、労働省の事務次官に対し、タイ・ツナ産業協会、タイ・ペットフード貿易協会、政府機関と連携して、これらの製品をできるだけ早くアメリカのブラックリストから削除するための措置を講じる委員会を設置するよう命じました。

しかしタイ当局は、アメリカ労働省の最新の報告を精査し、3つの最終製品に関する報告が不正確であるとも主張しています。

ピパット氏は、児童労働や強制労働がこれらの製品の製造には使用されていないことを証明する報告書を提出し、アメリカ労働省にリストの訂正を求めることができると主張しています。

現在、TVPRAリストには5つのタイ製品(エビ、魚、サトウキビ、衣類、ポルノ媒体)が、EOリストには1つの製品(衣類)がブラックリスト入りしています。

※人身売買被害者保護再承認法(TVPRA)、大統領令13126(EO)

また、ピパット氏は事務次官に対し、これらの原材料製品をリストから削除する努力を続けるよう指示しています。

過去2年間にわたり、タイはすべての製造業における児童労働および強制労働の問題解決に努めており、その努力によりエビがEOリストから削除されました。
また、サトウキビの収穫も機械によって行われているため、労働省はサトウキビをTVPRAリストから削除するよう、アメリカ側に求めています。

ピパット氏は、タイの現実をよく知らないご様子で…。
セター前首相と同じで、天竜人ですから住む世界が違いすぎますね。

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