「ターミナル21コラート」銃撃事件は、従業員の逆恨み! 同じ場所で4年間、2度も遭遇した銃撃事件の恐怖を語る。

昨日夜に発生したターミナル21コラートでの銃撃事件について、時間の経過とともに続報が入ってきました。

3月2日19時15分、ターミナル21コラートに併設するセンターポイントホテルの前庭で、銃撃事件が発生したとの通報が、現地警察に入りました。
ショッピングセンター内にはまだ多くの来店客が買い物や食事を楽しんでおり、銃声を聞いた人々はパニックになって逃げ出しました。

逃げた人の中にはモール内で隠れていた人もいました。
4年前の2020年2月8日、同ショッピングセンターでは犯人を含む30人が死亡、58人の負傷者を出す銃撃事件が発生しており、多くの人々の脳裏にその事件が呼び起こされました。

今回の銃撃事件によって負傷した男性は、ナッダナイさん(30歳)。
センターポイントホテルの警備員でした。
彼は銃身の短いショットガンで撃たれ、唇の下に5つの傷、右肩に1つの傷を負ったため、応急処置を受け地元病院に搬送されています。

ナッダナイさんは、同ホテルの警備員をしており、上司からさまざまな事案を報告するよう命令を受けました。
事件前も、ホテルのシェフ「スパポーン」が職場に酒を持ち込んで飲酒しているのを2、3回目撃していたので、注意をし上司に報告していました。
その後、シェフの「スパポーン」は解雇され、ナッダナイさんを逆恨みするようになり、やがて激しい口論になりました。

そして「スパポーン」はショッピングセンターの後ろの部屋に歩いて戻ります。
そこから彼は、短いショットガンを持ってきて、ナッダナイさんを銃撃しました。

銃撃後、「スパポーン」はバイクに乗って逃走しましたが、 警察によって追跡され逮捕されています。

事件当時、ショッピングセンターにいた女性教師はこのように語ります。
銃声を聞き、人々は混乱の中で死が近づいているのを感じました。
あちこちに走り回り、叫び声を上げているのを見ました。
「銃撃があった」と叫ぶ人もいます。
私は、子供たちと親族を連れて二階の部屋でしゃがみ込みました。
事件が起こったとき、ショックを受けましたが、子供たちを守るために平静を保とうとしました。
子供と親戚の安全を第一に、状況が落ち着いたところで様子を見に出かけ、安全を確認し帰宅しました。

この教師が、ターミナル21コラートでこのような事件を経験するのはこれが2度目でした。
その時は3時間もモール内に閉じ込められたので、4年前の事件の映像が今も記憶に残っており甦ったと言います。

当時、人々がパニックに陥り逃げ惑う中、死んでいくのを見て、私はとてもショックを受けました。
私の心は、当時の事件からまだ立ち直っていませんと語っています。

本誌では何度も主張していますが、タイでなぜ銃所持が認められ続けているのでしょうか。
お金になるから?
日常のすぐそばにショットガンがある生活で、人々が幸せを掴むことができるのでしょうか。
それは一握りの人たちだけなのではないでしょうか。
タイ政府は今のままでは、また同様に事件が、近いうちに起きることは間違いありません。

【速報】悪夢再び?! ターミナル21コラートで銃撃事件発生! かつての銃乱射事件が脳裏をよぎる。ネット界隈騒然!

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