アヌティン大臣、動きます。ラプラーオ地区の違法営業パブ「SONIC」に立ち入り調査。122名に薬物陽性反応。

御大登場のお出ましに、部下も必至だったことでしょう。

12月10日午前2時20分、アヌティン副首相兼内務大臣らと警察関係者が、ラプラーオ地区のプラディット・マヌタム通りにある「SONICパブ」に立ち入り調査に入りました。
このパブは、無許可で営業を行っていました。

店内は平屋建てで、中にはテーブルが置かれたりお酒が飲めるホールがありました。
立ち入り調査時点では、男女220名が酒を飲みながら踊って楽しんでいました。

その後、警察官は身分証明書と薬物の確認を求める旨を発表すると、利用客の一部が外に逃げようとしました。
しかし捜査チームが、すでに店舗を四方から包囲していました。 

店内を検査したところ、エクスタシー、ケタミン、アイス、ハッピーウォーターなど、プラスチックの袋に入った薬物が使用機器と共に見つかっています。

アヌティン大臣は、男性100人、女性120人の計220人が店内にいたと話しています。
この店舗は、2020年に運営ライセンスが失効していたが、現在に至るまで法定期限を超えて違法に営業が続けられていました。

また店内には、薬物を使用するための専用エリア(隠し部屋)が設けられていました。

同大臣は、NCPO 命令第 22/2015 号に従ってこの店舗は5年間の閉鎖命令が出されたが、その後は警視庁本部に権限が移譲され、施設の所有者を捜査するよう望んでいると話しています。

さらに、アヌティン氏は次のように認めました。 この強制捜査は政府の景気刺激策に応じたものであった。 これにより、娯楽施設は午前 4 時まで営業できるようになるため、他の運営者は営業許可が必要であることを常に念頭に置く必要があります。 法律を厳守します

なお、薬物検査の結果、122人の利用客が陽性反応を示しており、内訳は男性76人、女性46人でした。

警察に権限が移譲された時点で、なんだかおざなりになりそうな気配がします。
トンローの違法営業パブも5年間閉鎖命令がでてから、即効レストランとして復活していましたし…。
警察署の目の前に関わらず!

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