タイで資産をお持ちの方、賃貸リスクについて考えたことありますか? タイは外国です。日本とはスケールが違います。

タイで資産運用をしている方で、コンドミニアムを購入に賃貸に出されている方もおられるかもしれません。
ただ、ここは外国。
日本以上に、賃貸リスクは高いと思った方が良いかもしれません。

ある物件のオーナーは、過去10年間にわたり42歳の容姿端麗な女性政府職員に貸していたバンコクの一室が、大量のゴミ山と化していたことにショックを受けたと話します。

11月28日、オーナーのパナダさんは、部屋のドアからネズミや虫、異臭がするという他の入居者からの苦情を受け、衝撃的な瞬間を目の当たりとします。
この部屋を借りた女性は、この部屋に2年も戻ってきていないのに月々の家賃1,500バーツを欠かさず支払っていたと言います。

「義父も私も泣きました。
私たちは自分たちが見たものを受け入れることができませんでした。
天井まで高く積まれたゴミの山に、衝撃を受けました。
収納もゴミでいっぱいでした。
ゴミの山にはミミズ、ネズミ、ゴキブリがたくさんいます。
そのうちのいくつかはすでに死んでいて、部屋の壁に痕跡を残していました」とパナダさんは語ります。

ゴミをすべて取り除くのに、ゴミ袋250枚が必要だったと話します。

「ゴミ袋だけでも3,000バーツ近くを費やしました。
数えてみたら大きな袋が250枚あり、近所の皆さんも手伝いに来てくれました。」

徹底的に掃除し、拭き、さまざまな洗剤で2回洗浄したにもかかわらず、悪臭は残りました。
完全な改修が必要になることが予想されますとパナダさんは言います。

しかし入居者の女性は、部屋に「貴重品」があったため家主が事前に知らることなく、入室したことに腹が立ったと抗議していると言います。

写真を見ただけでも、臭いがつたわってきそうです。
まだタイはオーナーの権力が強いので、こういう場合出てもらえるかと思いますが、とてもデポジットでは賄いきれないリスクを背負うこととなりそうです。
私も一時期、オーナー業をしていたことがありまして、たまたま良い方にめぐり合いましたが、このまま続けて行けばいつか必ずババを引くなと感じ、売り払う決断をしました。
結果、それでよかったと思います。

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