梨泰院の『ハロウィーン圧死事故』で亡くなった韓国語教師「ベムベム先生」。遺体移送に40万バーツ!

10月29日に韓国の梨泰院(イテウォン)で発生した「ハロウィーン圧死事故」の犠牲者の中にタイ人が含まれていることは、先日の一報でお伝えしました。

カオサン通り会長「韓国とは違う。安全対策、心配ありません」。本誌「行く方は十分にご注意下さい」

2022年10月31日、梨泰院の悲劇的な事故で亡くなったタイ人ナッティチャ・マケーオさん、または「ベムベム先生」の親族は、韓国のタイ大使館に連絡を取り、彼女の遺体を引き取る手続きをしました。

「ベムベム先生」は、韓国語を教えて生計を立てていましたが、新型コロナ禍のために中断していました。
その後、2022年の9月に、再度勉強のため西江大学で6か月間の韓国語コースを受講しに、韓国を訪れていました。

そして、今回のこの悲劇的なハロウィーンの事件に巻き込まれてしまったのです。

彼女の遺体引き取りには、40万バーツの費用がかかり、故郷のペッチャブーン県に到着するのに3~4日かかります。

地方自治体は、社会手当の形で家族を支援できないか検討に入りました。
ペッチャブーン州保険委員会事務局は、女性が持つ保険契約に従って、10万バーツ相当の保険料の請求を行っていると報じられています。

こんなことがあったばかりにも関わらず、カオサン通りでは通常通りハロウィーン祭りが行われ「意に関せず」を貫いていましたが、いつかまた同じような事件をお伝えしなければならないのかと思うと気が重いです。

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