タイのカジノ法案一歩前進。王国官報で「カジノ委員会」の設立を認める

2月3日、タイの王国官報は、タイ国民の違法なギャンブルに興じる依存症の問題を解決し、国内経済を後押しするためにギャンブル合法化へ向け調査および検討するための「カジノ委員会」の設立を発表しました。
発表では、合法的なカジノやセックスワーカー問題を絶えず提案してきたタイ文明党のリーダーであるモンコンキット氏を含め、合計60人が委員会のメンバーとしてリストに名を連ねています。

委員会は、違法なギャンブルやオンラインギャンブルの問題を防止および解決するために、カジノ事業からの法的措置および収益と税収を調査します。

昨年の衆議院では、合法カジノの設立の対象地域は、チェンマイ、チェンライ、ウドンタニー、ウボンラチャターニー、パタヤ(チョンブリ)などのさまざまな観光地に可能性があると議論されています。

これは難しい問題ですね。
裏カジノが闇で横行するなら、公的に認めたほうが税収にもなるしよいのではないかということなのでしょうが、今でも国際犯罪都市のような位置づけにある中、さらにそういった色が濃くなることは必至でしょうし、何よりタイ国民がまともに働こうという人が今よりも少なっていくかと思います。
新型コロナで、外国人の財布だよりの国策がいかに脆いものか学んだはずなのですが…。

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