タイのコロナ死亡者のうち、14%以上がワクチン接種済みとの調査結果。

ワクチンを打てば、感染しても重症化しないという定説が世の中を制していますが、タイにはこのような調査結果もあります。

タイの疾病管理当局によると、Covid-19ワクチンを一回のみ投与した人は、死亡者中14%を占めていたという調査結果が出ています。

疾病管理局は、全国で13,637人の死亡者の中からワクチン接種記録を追跡し、そのうち1,967人、つまり14.4%がすでに初回投与を受けていることが判明しました

調査によると、2回のワクチン接種を受けた人の死亡数は107人で、全体の0.8%に過ぎませんでした。
8,803人の死亡者(64.6%)はまったくワクチン接種を受けてない人で、
ワクチン接種の記録がない人が2,760人、つまり20.2%となっています。

今回の調査では、ワクチンの種類別での結果は定時されませんでした。
この調査は7月25日から9月9日までの期間を対象としており、60歳以上の人々が過半数を占めています。
追跡された死亡者の60%以上は、バンコク大都市圏の人でした。
「ワクチンは人々を感染から守るだけでなく、命を救うこともできます」とCCSAのスポークスマンであるタウィーシン博士は主張します。 

現在、タイ全土で2,700万人以上が1回のワクチンを受けており、約1,200万人が2回のワクチンを受けています。

バンコクを含む7つの行政区(パトゥムターニー、サムットサコーン、サムットプラカーン、チャチュンサーオ、チョンブリー、プーケット)で、人口の半数以上が少なくとも初回投与を終えています。(9月12日現在)

ワクチン接種の記録のない人を除いた10,877を基準にすると、全体の18%、約5人に1人が1回のワクチン接種済みの人が死んでいることになります。
これがシノバックなのか、アストラゼネカだったのかも知りたいところですが、また中国大使館がゆでだこみたいに激怒してしまわないように配慮したのでしょう。

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