バンプー工業団地の洪水被害、約31億円に!

洪水に見舞われたバンプー工業団地の被害は、将来的な洪水対策も含め9億バーツ(約31億円)と推定されています。

タイ工業団地局(IEAT)のウィーリス代表は、工業団地内の製造業者が8億から9億バーツの被害評価を下したことを明らかにしました。

ただしこの被害額は工場運営者による概算です。
彼らは保険会社への補償を請求するための原因を特定しようとしています。

サムットプラカーンのムアン地区にあるバンプー工業団地には、国内消費と輸出の両方に商品を供給している約500の工場があります。

ここでは1977年に設立されて以来、IEATのチーフが認めた「最悪の洪水」に苦しんでいました。
これは、国内で最も古い工業地帯の1つです。

8月29日のわずかな時間の大雨により、工業団地とその周辺地域は水面に覆われ、ほぼ1メートルの水かさにまで達しました。

写真は、敷地内に駐車した車の屋根まで水位が達したことを示しています。

ウィーリス代表は、異常に激しい降雨が公園の水管理能力を超えたと述べています
敷地内にあるため池は35万立方メートルの水を保持できますが、その3倍以上がバンプーに降り注ぎました。

同局は、チャオプラヤー川により多くの水を排水するために新しい運河を建設する許可を求めるだろうと言います。

タイ工科大学のスチャットウィー学長は、9月1日にバンプー周辺は洪水に弱いと述べました。
鍋の形をした地域は、50年以上の地下水のくみ上げにより地盤沈下を起こしていると彼は主張しています。
現在の排水システムは、工場の密度に対して不十分であるとも言います。

運動公園を含む、工業用および公共用にさらに多くの保水エリアを建設することを提案しました。

海に流す運河を作っても、海抜がほとんどない地域では下手をしたら逆流してくる可能性もあるのでかえって危険かと思います。
非常に費用は掛かりますが、東京のように地下深くに貯水地を作るか、いっそ引っ越した方が早いと思いますが、いかがでしょうか。

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