バンコク公営バス内で、またまた32名規模のクラスター発生。これまでの総計で536名が感染。

8月4日、バンコク大量輸送公社(BMTA)の広報室が発表したところによると、市内バスの運行会社である同社の32人の従業員が、新型コロナウイルスに感染していることが判明しました。

ウイルスに感染したと診断されたのは、女性23人、男性は9人でした。

女性のうち22人は料金徴収人(車掌)で、1人は会計士でした。
運賃徴収人の1人は妊娠しており、彼女はクローントゥーイのバスターミナルで管理業務を行っていました。

9人の男性のうち8人は運転手で、1人は料金徴収人でした。

感染したスタッフは、通常のバスとエアコン付きのバスの両方で働いていました。

エアコン付きのバスはルート25、37、70、79、91、137、138、140、168、205、206、515、516で運行されていました。
通常のバスはルート12、13、22、23、34、 53、62、72、84、179でした。

感染したスタッフのほとんどは、まだ病院のベッドを待っています。
全部で83台のバスが、運航から外され消毒作業に回されていました。

すべてのバス停とバスターミナルも消毒しています。

感染した従業員と緊密に連絡を取り合っていたBMTAスタッフは、Covid19検査のために隔離となりました。

新型コロナの発生以来、合計536人のBMTAスタッフが感染したことになります。

日本の通勤電車の混み具合は、コロナ禍では恐ろしい光景でしかありませんが、人によっては満員電車ではクラスターは起きていないと主張しています。
ただ日本の場合、感染経路を特定させないので、どこで感染しているのかはっきりしない人が大半ですから、なんとも判断し難いところです。

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