バンプリーの工場火災。大量の消火剤の流出で水質汚染を懸念。首相は被害を受けた民間人の補償を指示
- 2021/7/7
- バンコクとその近郊
7月5日未明に発生しましたサムットプラカーンのバンプリーにある工場爆発からの火災により、タイの汚染管理局は、半径5 kmで、大気質や上下水道の水質を調査中であると発表しています。
天然資源環境大臣のワラウット氏は、地域の住民が戻ることができるようになる前に、大気質や水質が安全であることを確認する必要があると述べています。
火を消すために使用された流出水と難燃剤によって水質が汚染されて可能性があると言います。
県知事のワンチャイ氏は7月6日、火災による被害は広大な範囲に及び、民家を破壊するなどの被害をもたらし、バンプリ―の4つの地区の80,916人に影響を与えたと述べています。
プラユット首相は、内務省、労働省、産業省、社会開発省、人間の安全保障省に、火災の影響を受けた人々のケアするため、一時的な避難所、食糧、適切な補償を提供するように指示しました。
私も自宅からほど近い場所なので、上記を含めた様々な面で心配が尽きません。