- Home
- タイローカルニュース
- プラユット首相のアストラゼネカワクチン投与が延期に
プラユット首相のアストラゼネカワクチン投与が延期に
- 2021/3/12
- タイローカルニュース
先日、プラユット首相がアストラゼネカワクチンを接種すると発表した際に、クロスボンバーでは死亡例がでていて接種中止にしているが大丈夫か?とお伝えしましたが、結果その心配が的中しました。
タイのプラユット首相と彼の内閣のメンバーは12日金曜日に、ヨーロッパ諸国でアストラゼネカワクチンの使用を見送っている状況を鑑み、首相のアストラゼネカのワクチン接種をキャンセルすることとしたと保健当局は述べました。
保健省の記者会見で、シリラート病院の医学部長であるプラシット氏は、デンマーク、ノルウェー、アイスランドでワクチンを使用の接種が停止されたため、ワクチン接種の展開が遅れるだろうと発表しました。
「アストラゼネカは依然として優れたワクチンですが、何が起こったのか調査中です。保健省としては、アストラゼネカワクチンの使用を一時的に延期したいと考えています」と述べています。
ウイルス学の専門家であるヨンプーン氏は記者会見で、ヨーロッパの特定のバッチに関連する問題があるかどうかもチェックすると述べ、タイに供給されたワクチンはアジアで製造されたものだとも述べました。
タイの全体的な予防接種戦略は、アストラゼネカに大きく依存しています。
アストラゼネカは、国王が所有する会社によってタイで生産され、タイ国民のために6,100万回の接種が予定されています。
しかし、地元で製造されたアストラゼネカは少なくとも6月まで準備が整う予定ではなく、タイは先週、輸入されたシノヴァック社製のワクチンの限定接種を開始しました。
タイはこれまでに、最近受け取った20万回のシノヴァック社製のワクチンのうち約4万回を既に投与したとのことです。
こうなるのではないかなと思いましたが、本当にそうなりましたね。
ほんの数日前の話なのですが、タイは本当に発表した内容の変更が多いです。
決まってもいないことを、すぐに発表してしまうのは国民性なのでしょうか。
特にスポーツ&観光庁のピパット氏の発言は、いつもフライングしてその通りになったためしがありません。
もう完全に狼少年化していて、眉唾にしか聞こえて来ません。