パタヤでインド人誕生日パーティー中に現れたタイ人デリバリー男。突然ナイフで刺す。

12月28日午前１時36分ごろ、パタヤ・サードロード沿いのバーで、誕生日パーティーに参加していた42歳のインド人観光客が刃物で刺される事件が発生した。

被害者はサンジャイ・マヘシュバイ・シャルマ氏（42）。
背中中央を折りたたみナイフで1回刺され、現場で応急処置を受けた後、病院に緊急搬送された。
現在は容体が安定しており、医師の管理下にある。

目撃者によると、当時パーティーは和やかに行われていたが、バイクに乗ったタイ人男性が店外に現れ、「何を売っているのか」と声をかけてきたという。
参加者が私的な誕生日会だと説明すると、男は突然ナイフを取り出し、被害者の背中を刺した後、落ち着いた様子でバイクに戻り逃走したと話す。

現場の防犯カメラには犯行の一部始終とバイクのナンバーが鮮明に映っており、警察は容疑者を特定。
事件から約２時間後の午前３時46分、バイク配車サービス運転手のタナワー容疑者（34）が自ら警察署に出頭し、犯行を認めた。

容疑者は「花火の音に驚いてパニックになった」と供述しているが、パーティでは花火はなく風船が割れた音だけだったという。

警察は、犯人の供述の信憑性に疑問を持っている。
警察は被害者の回復を待って詳しい事情聴取を行い、計画的犯行や別の動機の可能性も含めて捜査を進める方針だ。