ダイキンth 労組委員長、ロックアウト通知後もボーナス第12回調停へ意欲。大丈夫か?

ダイキンのボーナス問題は、年内中に解決するのでしょうか。

ダイキン労働組合アマタラックセリーの委員長は、会社がロックアウトを発表したものの、ボーナスについては全従業員に支給されるべきものであり支払い義務は残ると強調し、会社との第12回目の調停交渉を予定どおり進めるとの姿勢を示したという。

タイでは、ダイキンインダストリーズ(タイランド)社が、ダイキン労働組合アマタラックセリーおよび組合員 合計1,500名 を対象としたロックアウト通知を出したことが大きな話題となっている。

文書が公開された後、記者が組合委員長に確認したところ、通知書は「本物である」と認めたという。

委員長は、会社によるロックアウトは労働法の範囲内で可能な措置であり、今回の措置はチョンブリー県アマタナコーン工業団地(นิคมอุตสาหกรรมอมตะนครชลบุรี)に所属する同組合のみが対象で、ラヨーン(ระยอง) や マープタプット(มาบตาพุด) のダイキン労働組合には影響しないと説明している。

さらに委員長は、ロックアウトが発表されたとはいえ、会社側が提示した

・ボーナス6か月+12,000バーツ
・給与3%の昇給

といった条件は「労働法に基づき全従業員に支払われるべきものであり、ロックアウトの対象者にも支給義務がある」と改めて主張した。

また、12月8日には第12回目の調停交渉がチョンブリー県労働福祉・保護事務所で予定されており、12月6〜7日には3つの工場の労働組合が合同会議を行い、改めて対応方針を協議することも明らかにしている。

ダイキンth 労使交渉決裂、12月6日よりロックアウト行使! 従業員、賃金なし、出社不可!

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