タイ歳入局、タクシン受刑者の資産を再調査。176億バーツの税回収へ。汚れた金を取り戻せ!

タイ歳入局は、通信会社シン・コーポレーション株をシンガポールのテマセク・ホールディングスに売却した際に発生したタクシン・チナワット受刑者の176億バーツの税金回収のため、資産の再調査を進めている。

調査では、土地や銀行預金、株式などの資産が増加しているか、あるいは税金逃れのために他人名義に移転されていないかを確認し、必要に応じて法的手段で回収する予定だ。

現金資産は債務に充当され、現金以外の資産は公開オークションで換価される。
これまで一部資産は差し押さえられたが、税額176億バーツにはとうてい不足しているため、資産調査を続けている。
しかし、資産が不足する場合は破産手続きも検討されるという。

今回の税務問題は、タクシンの子息らが市場価格より低額で株を取得したことに端を発する。
中央税務裁判所や控訴裁判所は子息らに課税を取り消したが、最高裁は実質的株主はタクシン本人と認定。
歳入局の課税手続きは適法と判断され、タクシンは176億バーツの税金支払い義務を負う可能性がある。

タイ随一の金持ち首相と言われたぺトンタン元首相など、親族同氏で金の貸し借りをしているだけで、何一つ負債なく、自身の蓄財に励み続けていた同氏。
12歳の少女が遠く離れた日本で体を売らなければならない人々がいる中、破産などというインチキで逃げようなどもってのほかです。
当局は必ず、全額回収するべきです。

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