【新型コロナ・フロントライン】隔離施設に従事する医療スタッフが感染

日系企業も多く進出しているサトーンのオフィス街のど真ん中にそびえたつ「BNH病院」では、バンコクの代替検疫(ASQ)ユニットで働く4人の医療スタッフが新型コロナウイルスの検査で陽性であったことを発表しました。

代替検疫所にいる一部の医療従事者は、11月24日から27日の間にASQで3人家族の体温を測定した後、新型コロナウイルスに感染した模様です。
感染した労働者は、病院の厳格なスキームと公衆衛生省の監督の下で隔離され、治療中です。さらに彼らと接触した者の追跡は明らかであるとされています。

感染したスタッフと密接に接触するリスクが高い他のスタッフも隔離されましたが、リスクが低いスタッフは検査されすべて否定的な結果が出ました。

病院はまた、施設のすべてのエリアが感染していないことを確認するため、さらなる予防措置を施していると述べています。

どれだけ防御していても感染してしまうこの恐ろしさ。
タイの新型コロナ水際作戦は、やはりこのASQ(代替隔離検疫施設)なのだと改めて感じさせます。
また、このASQなしに外国からの入国者を受け入れるのは、当分難しそうだなとつくづく感じさせられます。
日本ではくしくも2日連続で過去最多の2,941名の新規感染者が出たそうですが、医療現場を犠牲にして自由な経済活動を優先していて、本当によいのだろうか。

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