詐欺拠点カンボジアのポイペトで、電気ショックを受けたタイ人女性が死亡。さらに遺族を脅迫。

「海外在住タイ人支援調整センター(IMF)東部支部」が公式ページで、カンボジア国境の街ポイペトでタイ人女性が死亡したと報じた。
亡くなったのは、パンガー県出身のスダーさん(26)。

スダーさんの死はこれまで公にされておらず、遺体の所在も明らかになっていない。
死亡の原因は、電気ショックを受けて気を失い、そのまま放置されて死亡したものとされている。

SNSの投稿では、彼女と一緒にポイペトに入った交際相手の男性とも連絡が取れなくなっているという。

また同センターは同日、家族の依頼で支援を行っていた17歳のタイ人少女の救出にも成功したとも述べている。
数か月に及ぶ交渉を経て少女を救出し、11月12日にバンコクへ移送、被害者支援の正式手続きに入る予定だという。

センターは「現在、救助活動は非常に困難な状況にあり、進展のないケースもあるが、辛抱強く見守ってほしい」と呼びかけている。

最新の情報では、スダーさんが働いていたポイペトの会社が、パンガー県に住む遺族に対し「遺体を無縁仏として焼却する」と脅迫したという。
センターは現在、遺体の確認と早急な帰国支援のため、情報収集と関係機関との調整を進めている。

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