東京警視庁は、東京・湯島にあるマッサージ店「リラックスタイム」の経営者を、15歳未満の労働者を違法に雇用した疑いで逮捕した。
被害者はタイ北部出身の12歳の少女で、母親とともに6月下旬に来日。
到着直後に母親に同店へ連れて行かれ、その翌日に母親は姿を消してしまった。
日本語を話せない少女は、店の厨房裏で寝泊まりしながら働かされ、客への性的サービスを強要された。
母親は来日初日から、サービスのやり方を教え込んでいたという。
6月から7月にかけて、少女は月に約60人の客を取らされ、売上は60万円以上にのぼったが、その金は母親の知人名義の口座に送金されていた。(日本の報道では母親名義の口座に送金とも)
少女は「やりたくなかったが、母に逆らえなかった」と証言している。

写真はイメージです。
8月に同店を出た後も、母親は少女地方の店へ送り込み、同様の行為を続けさせたとみられる。
少女は地域のタイ人に助けを求め、「捕まるかもしれない」と警告されながらも、自ら東京入国管理局に出向き、帰国を願い出た。
9月、女性の訴えにより事件が発覚。
彼女は「タイに帰って学校に通いたい」と話し、現在は日本の保護機関の支援を受けている。
警視庁によると、このケースは日本で確認された人身取引事件の中でも極めて深刻なものとされる。
同店では、30歳のタイ人女性も風営法違反(禁止区域での性的サービス提供)の疑いで逮捕された。
店舗は「タイ古式マッサージ」と称していたが、実際には性的サービスを行っていたとみられる。
警察は、タイ人女性を違法に斡旋するブローカー組織が背後に存在するとして捜査を進めている。
文中にタイの北部出身とありますが、報道によれば「小さなスイス」と呼ばれる県だとの報道があります。
なおタイで「小さなスイス」と呼ばれる県は、北部ぺチャブーン県になります。








































