クラトン置いたら3秒で強奪! 灯篭に備えた金銭を狙う「魚」の群れに住民激怒!

ロイクラトン祭りで一番儲けている人たちは、彼らかもしれません。
なにせ、元手ゼロですから!

11月5日午後8時ごろ、タイ北部ターク県メーソート郡の国境地帯で行われたロイクラトン祭り(灯籠流し)の会場で、外国人のグループによる騒動が発生しました。

メーソート中心部にあるクラーン寺院では、タイ人とミャンマー人が多数集まり、穏やかな雰囲気の中で祭りが始まっていました。

しかしその後、会場の川辺が混雑する中、「魚(มัจฉา)」と呼ばれる外国人グループ(約10人)が現れました。
彼らは毎年祭りに現れる常連で、川の中に入り込み、自分たちの縄張りを主張し行動していたといいます。

3秒でクラトン強奪、住民の怒り爆発

住民が川辺でクラトンを浮かべ、女神プラメーコンカーへの祈りを捧げようとしていたところ、このグループは住民の前に立ちふさがり、早く流すようプレッシャーをかけはじめたと言います。

そして、クラトンが水面に触れてわずか3秒も経たないうちに、彼らは奪い合うように手を伸ばし、クラトンの中の小銭を取り出すという行為を繰り返してきました。

中には、まだ水に浮かべる前に手から奪われた住民もいたといいます。

この光景に、周囲の人々は怒りと不快感をあらわにし、祭りの雰囲気は一時混沌としたと伝えられています。

住民が自ら行動、グループを追放

約2時間後、現場には警察や係員がいなかったため、一人の市民が耐えかねて「出て行け!」と怒鳴り声を上げました。

すると、グループのリーダー格が慌てて川へ飛び込み逃走し始めました。

他のメンバーも住民の怒りを恐れ、クラトンから集めた財布や小銭を持って現場から逃げ去りました。

その後、祭りは平穏を取り戻し、最後まで無事に続行されたという。

毎年問題視される「魚」グループ

地元住民によると、この外国人グループはロイクラトン祭りだけでなく、ターク県メーソート郡の各種宗教行事(托鉢祭りや仏教行事など)にもたびたび姿を現し、お供え用の金銭を狙って活動しているとも言われています。

特に今年は、4年ぶりに再び出没し、住民の記憶に残る「3秒クラトン事件」を引き起こしたとして、地域で大きな話題になっています。

3秒というのは極端な例ですが、タイ人も同様のことはやってますよね?

 

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