汚職の象徴(?)ロイエットの扇風機厨。ネット界隈の反響を受け、当局からの驚愕の言い訳けに…。ズッコケ注意です!

昨日お伝えしました誰も使わない通路に、無数に取り付けられた扇風機について、続報と言い訳がなされていたので、一応お伝えしておきましょう。
ズッコケ注意です。

このロイエットの扇風機の投稿には、24時間で2万5000件以上の反響と4900件以上のコメントが寄せられ6,600回以上シェアされるという反響を得て、ネット民らの多くは、この誰も必要としない扇風機の設置にショックを受けていました。

気づいた瞬間ひっくり返りそうになりました。この写真をよーく見て下さい。何かお気づきでしょうか?

後日この全体の工事は、サクー市が同校の773万バーツの予算で請け負ったことが判明しています。
このプロジェクトは電子入札方式により、ある請負業者に落札されました。

工事は2023年1月13日に開始され、建設契約は2023年10月10日までとなっていました。
契約の一環として、合計約10万バーツ相当の扇風機72台を建物に設置すると言った内容が含まれていました。

タイメディアが確認したところ、建物の前後の天井欄干に58台の扇風機が取り付けられていました。
さらにトイレ内に2台の扇風機が設置され、2つの更衣室と音響制御室に8台の扇風機が設置されていました。
しかし残りの3つの扇風機は、設置すらされていなかったと報じられています。

これを受け3月14日、市の常任書記ランパン氏は、これは請負業者が扇風機を間違った場所に設置するというミスを犯したと説明します。

ランパン氏は、契約では72台のファンの設置が義務付けられていたが、建物内の正確な位置は指定されておらず、請負業者は市当局が設置場所を指定するのを待たなければならなかったと述べた。
請負業者は、期限内に工事を完了するため、扇風機を建物の外に設置したのだと説明しています。

この問題が話題になったことを受け、市は木曜日に建物の外にある扇風機を撤去しています。

間違って設置された扇風機を確認していますよね?
ようするに扇風機をどこに設置するかは重要ではなく、予算を獲得することが優先されているわけですよね?
それはなぜか…。
あとは、Transparency Internationalによる汚職認識指数ランキングの結果を待つことしましょう。

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