- Home
- もっと知りタイランド
- 2025年第3四半期、タイのスマホ市場で人気ベスト5。首位はサムスン。アップルが猛追、中国勢も。
2025年第3四半期、タイのスマホ市場で人気ベスト5。首位はサムスン。アップルが猛追、中国勢も。
- 2025/11/1
- もっと知りタイランド

タイのスマートフォン市場では、2025年第3四半期に激しいシェア争いが繰り広げられた。
調査会社カウンターポイント・リサーチのデータによると、出荷台数ベースでサムスンが約20%で首位を維持し、アップルが17%、Oppo16%、Vivo13%、Xiaomi12%と続いた。
このデータは実際の使用率ではなく出荷台数を基準としており、タイの携帯市場がいかに流動的で競争が激しいかを示している。
サムスンやアップルなどの世界的ブランドが依然として市場を支配する一方、中国勢も手頃な価格設定と広範な販売網を武器に強い存在感を保っている。
サムスンの好調の要因は、多様な製品ラインナップにある。
ミドルレンジの「Galaxy Aシリーズ」が安定した人気を維持し、ハイエンドでは折りたたみ型の「Galaxy Z Fold7」が注目を集めている。
さらに、最大7年間のソフトウェア更新を保証する取り組みも、消費者の信頼を高めている。
一方、アップルも依然として強力なライバルだ。
9月に発売されたiPhone 17 Pro/Pro Maxはすでに大きな反響を呼んでおり、AI機能面では一部のAndroid勢に後れを取るものの、ブランド力とエコシステムの強さでタイの消費者に「ステータスシンボル」として支持されている。
アナリストの中には、「この勢いが続けば次の四半期にはサムスンを抜く可能性がある」との見方もある。
3位のOppoは、タイ全土に広がる実店舗ネットワークを強みに市場に根を張っており、「Renoシリーズ」や「Aシリーズ」がミドルレンジ層に人気。VivoとXiaomiも、それぞれコストパフォーマンスと積極的なマーケティング戦略でトップ5入りを維持している。
Vivoは低価格・中価格帯に注力し、Xiaomiはオンライン中心の販売戦略と若者層への訴求が功を奏している。







































