タイ、救急車の進行を塞いだ車で搬送遅れ、重症患者が死亡。問題の運転手をCP社が即日解雇。

10月19日、クラビ県プラーイプラヤー病院の救急外来前で、車を救急車の前に駐車して進行を妨げるというタイではよくある出来事が発生しました。

当時、救急車は急性心筋梗塞と呼吸不全を併発した重症患者を別の病院に搬送する必要がありましたが、このピックアップトラックのため搬送が遅れ、患者は死亡してしまいました。

この件について、CPF社(Charoen Pokphand Foods)は、次のように声明を発表しました。

「今回の病院での出来事について、当社は事実関係を慎重に調査した結果、当該人物が当社の従業員であることを確認しました。
周囲の状況および事実を総合的に判断したところ、その行動は当社の価値観および経営理念に反するものであると認められたため、当該従業員との雇用契約を終了いたしました。」

さらに同社は次のように述べています。
「被害者ご家族および今回の出来事で影響を受けられたすべての方々に、心よりお悔やみを申し上げます。」

病院のスタッフに逆ギレしているピックアップトラックの運転手。

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