次々と現れるタイ警察ファストトラック&エスコートサービスの証拠に観念か。警察長官が調査続行を指令。

中国人観光客が暴いたタイ警察の副業エスコートサービスですが、その存在はタイ観光庁を始め、警察も否定しています。

タイの警察が提供するVIPファストトラック入場サービスが10年以上に渡り、中国でPRされていると人気のあるFacebookページが暴露したため、国家警察長官は警察総監に調査を開始するよう命じました。

ダムロンサック警察庁長官は1月25日、警察の監察官を任命して、申し立てに対し調査するための事実調査委員会を設置したと述べています。

国家警察本部長は、「誰も違法行為から免れることはありませんのでご安心ください」と語気を強めます。

タイの警察が支援する迅速な入国サービスの多くの広告が、10 年以上にわたって中国のEコマース プラットフォーム「Taobao」によって宣伝されていると告発しています。

このページによりますと、広告はタイの警察が、中国人観光客が列に並ばずに迅速な入国審査を受けられるように支援し、観光客がタイの警察を雇って、ホテルまでの車列のエスコートを提供できると謳っています。

捜査に警察官が関係している場合、彼らは懲戒処分と刑事処分の両方に直面するだろう、とダムロンサック氏は述べます。
「しかし、それには観光客や交通警察、そしておそらくそれ以上のことが関係しているため、事実を収集するためにしばらく時間を頂きたい。
ツアーガイドなど他の共犯者もいる可能性があるため、調査はあらゆるレベルで実施される」と述べています。

この事件に対し、当初は使われた車は警察車両のように改造された個人のものであり、警察官は24時間制服を着ている必要があり、この行為は休憩時間におこなわれたものだから「OK」と、まあキツネにでも包まれたかのような、相変わらずの答弁を行ってきましたが、あまりにも情報が溢れすぎていて、捜査せずに入られない状況となってしまったようです。

なお日本のツアー会社もこのサービスを取り扱っていると言う情報もありますが、ツアー会社をたたくより、もっと巨悪を追い詰めなければ意味がありませんので、そこに対し取材を行っていくつもりはありません。(事情くらいは聞きにいくかもしれませんが)

【動画あり】ウソか真か? 中国人観光客が主張するタイ警察の裏サービスの実態とは…。

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