忍び寄る中国車の足音「BYD」、タイで新エネルギー車10万台納車達成!直近でトップ5入り!

BYDオート・インダストリー社(タイ)のアジア太平洋地域販売部ゼネラルマネージャー、リウ・シュエリャン氏は、BYDとそのタイ正規販売代理店であるREVERオートモーティブ社が、BYD車のタイ市場参入から3年で新エネルギー車(NEV)の累計販売台数10万台を達成したと発表しました。

10月16日には、BYDタイでの「新エネルギー車10万台納車達成記念イベント」が盛大に開催される予定です。

タイ市場でのBYDの歩み

BYDは2022年に初めてタイ市場へ参入し、最初のEVモデル「Atto 3」を発売しました。
その後、EVおよびプラグインハイブリッド(DM-i)モデルを続々と投入してきました。

発売モデル一覧:

・BYD DOLPHIN
・BYD SEALION 6 DM-i
・BYD SEALION 7
・BYD SEAL 5 DM-i
・BYD M6
・BYD SEAL

生産拠点と今後の展望

2024年7月4日には、ラヨーン県WHA工業団地にあるBYDの新工場が稼働を開始しました。
年間最大生産能力は15万台で、タイ国内需要および輸出市場の両方に対応します。
これにより、タイはアジア太平洋地域における新エネルギー車の主要生産拠点の一つとなりました。

販売実績と目標

REVERオートモーティブ社は、ブランド立ち上げ時に「5年以内にタイ国内で販売台数トップ5に入る」という目標を掲げていました。

そしてついに、2025年の直近7か月間の販売データで、BYDは販売台数30,045台を記録し、トップ5入りを達成しました。

他ブランドの販売台数(参考用):

・トヨタ:149,328台
・いすゞ:48,572台
・ホンダ:45,917台

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