バンコク郊外の築浅コミュニティモール「Porto Chino」が過疎化している件。

タイでは「これでもか!」と言わんばかりに、大型デパートやショッピングモール、コミュニティモールなどが次々とオープンしていますが、出店すれば成功するというわけではありません。

あるタイのデータサービス企業のCEOが、自身のFacebookに、ラマ2通り沿いにある有名な観光地「Porto Chino(ポートチノー)」の写真を投稿しました。
そのモール内では、多くの店舗が閉店しており、閑散とした様子が伝えられていました。

投稿の内容は、次の通りです。

「今日は子どもたちを連れてフアヒンへ行く途中、Porto Chinoで食事のために立ち寄りましたが、驚きました。
人がほとんどいなくて、まるで廃モールのようになっていたんです。
ほとんどの店舗は空き室で、レストランも客がいません。After You、Wine Connection、Cafe Amazon まですべて無人の状態。こんな姿を見ると本当に胸が痛みます。」

この投稿が公開されると、多くの人々がコメントを寄せました。中には次のような意見が見られました。

・「原因はラマ2世通りの工事がいつまで経っても終わらないこと。ホテルの価格も高くて人が行かない。自分も行かない。結局すべてが経営難に陥る。」

・「ラマ2世通りのリスクも大きいし、多くの人はエーカチャイ通りを通るようになった。今の経済や国内消費は非常に危機的状況。」

・「地元の人はみんなセントラル・マハチャイ(道路の反対側)へ行く。Porto Chinoでは音が大きいイベントを禁止しているから、イベントがなく静まり返っている。」

・「フアヒンは大好きで、昔は日帰りや2〜3泊していたけど、ラマ2世通りの工事が終わらず、行く気がなくなった。」

・「Porto Chinoで人が多いのはFoodlandだけ。地元の人も買い物はセントラル マハチャイかセントラル ラマ2に行く。Porto Chinoはオープンエア型だから暑くて雨の日も不便。経済の悪化も原因。」

これらのコメントが的を得ているかどうかは別として、人口がそこまでいないのにタイは大型店舗が多すぎる印象があります。

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